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母であるということ、そして娘・・・

昨日電車に乗ろうとしたら、まだ、よちよち歩きの赤ん坊を歩かせて電車に乗ろうとした若いお母さんがいた。

片方の手で、子供の手を引っ張り、もう片方の手は、子供のハーネスのひもをひっぱっている。

電車とホームの間に、子供が落ちそうになってもそのまま、片方の腕と、ハーネスのひもでクレーン車のように、ひっぱりあげて電車に乗った。

そのあとも、そのまま引きずっていったのである。

一緒にいたスカウトは、唖然とし、もう一人のスカウトは、悲しそうにしていた。

隊長として、ここは、一言「大丈夫ですか?」とお母さんに声をかけ、手伝ってあげるべきだったのか?

まず、小さな子供の腕を引っ張ってはいけない。子供の腕はかんたんに抜けてしまう。

もうひとつ・・・子供につけるハーネスは、歩きたがる時期に、手をつないでいられないような子が遠くへ行ってしまわないようにするためであって、決してそれで子供を引っ張って制御するものではない。

子供を抱いて電車に乗るか、ベビーカーに乗せておくべきだったのではないか。

また、まだよちよち歩きぐらいの子なら、おぶい紐か、子供を座らせるようになっているウエストポーチを着用するか・・・

いずれかを、持っておくべきである。

その子はず~っと、泣いていた。大声でぐずるのではなく、切なく泣いていた・・・

いっそうかわいそうに思う。

このお母さんはお母さんなりに一生懸命だったのかもしれない


私は、自分がまだ、歩くか歩かないかぐらいの時に、心の中で思ったことをまだ覚えている。

まだ、しゃべれなかったから、この気持ちを伝えられるといいのになと思ったのも覚えている。

きっとあの子も、伝えたいことがあるに違いない。



母だからと言って、すべての人が子供をいつくしんで育てるわけではない。

生まれて、そのまま捨てる人や、虐待する人は大勢いる


話は変わるけれど・・・

母だからと言って、娘がいるからと言って、娘を持つ母の気持ちがわかるわけではあるまい。

世の中には、いろんな育て方や、母娘関係がある。

娘のいない人にだって、子供のいない人にだって人の心を思いやる気持ちがあるに決まっているし、子供がいたって自分のことしか考えていない人は驚くほどたくさんいるではないか?

偉そうに、「私にも娘がいますから、娘さんの気持ちがよくわかります。」なんて、うわべだけのことを言わないで。

やっていることは全く逆のことなんだから。口先だけの人間なんて大嫌い。


娘は、あまりものショックに片方の耳が聞こえなくなり、体調を崩してしまいました。







by kaychann1960 | 2014-11-03 10:44 | Comments(0)