2014年 06月 26日
鬼の目にも涙
24日、25日は、ずっと寝ていた。
風邪をひいてだるかった。
ケージの中にメイさんと子犬たちを入れていたけれど、メイさんがしきりに子供たちをくわえて私のくっさいせんべい布団に運んでくる。
仕方ないので、やりたいようにやらせたら、アルマがほじくって穴が開いてしまって中綿がはみ出してる敷布団の中や、毛布の中やらに子供たちを入れるようになった。
次の日には、どんどん、こどもたちが大きくなってくると、少しこどもたちから離れるようになった。
いつものメイさんになり、しきりに私の行くところについてくる。
おっぱいを飲ませて子供たちが寝ると、私のところに来る。
そして、次の日には、私にくっついた状態で子供たちに乳を飲ませるようになった。
風邪をひいているので、近づかないほうがいいかなとは思ったけれど、メイさんが鼻を鳴らしてなく。
それから、寝ている私の枕元や、首のところやらに子犬を運んできて、見ていてくれと言わんばかりに預けていくのだ。
犬の産婆の次は、ベビーシッターか、いやいや孫の面倒を見る犬のお婆になった。
かたや、デビーさんが家の中でしょっちゅうおもらしをするようになった。
数日前までよく食べていたのに、昨日ご飯の係をしてくれた娘たちによると食べなくなったらしい。
足はやせ細ってしまった。人間でいえばとっくに100は超えているデビーである。
いつお迎えに来てもおかしくない。
ベスさんは、少し赤っぽいおしっこをするようになり、けいれん発作こそ治ったが、相変わらず片方の目は目やにだらけ一日なんどもふいてやる
粗相することが増え、さっき散歩に行ったのにまたウンチをする。
ウンチをした後なぜか足がマヒしたかのように、おしりで徘徊する。
そこらじゅう、おしっこ、うんち・・・
すまなさそうに、耳をさげて情けなさそうな顔をする。
気にするな、ベス。しかたないよ。
訓練が入っていたベスは、胸のところを触るといつもびくっとしていた。
黒い棒が嫌い・・・
胸のところを打たれて訓練されていたのか?
いつも、なんだかピリピリしていてかわいそうだった。
守らなきゃ!がんばらなきゃ!ってかんじ・・・
もっと、のんびりしてていいんだよ。いつもベスに声掛けしたけれど、なかなかそうはいかないね。
でも、お客様がいらっしゃるといつも接待上手だったね。
最後は苦しまずに済んでほしい。
生まれた命と消えていく命。
生まれてすぐ亡くなった赤ん坊も、長生きした子も・・・人は犬の死を見届けてやらねばならない役目があるような気がする。
それが、無償の愛をくれたワンコたちへの恩返しのような気がするのだ。
どんなに手をかけても、人は裏切るし、去っていく・・・
それどころか、顔に唾を吐くような仕打ちだって平気でする。
犬は、愛を裏切ることはない。
犬畜生だの、犬以下だのそんな言葉を使う人は、かわいそうだと思う。
知らないのだから・・・
by kaychann1960
| 2014-06-26 00:25
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